企業の外国人採用のニーズが高まっているものの、企業ニーズと留学生の日本企業に対する考え方のズレが生じているように思われます。
日本の現状として、①少子化 ②国際経済の変化 ③多国籍企業との競争 ④新興国の消費行動の変化から日本企業は、グローバル企業への変化が求められ、現状の技術を保持しつつ、新しい技術を生んで行くこと、現地に合った商品制作、現地の人材育成、チャネルの拡大などが必要になります。
つまり、留学生に求める人物像として、①海外とのブリッジパーソン ②複眼的な見方 ③国際性（コミュニケーション力）を求めています。
しかし、留学生の現状としては語学力、アイディア力など、留学生の強みはあるものの、日本語能力、専門知識などにばらつきがあり、グローバル人材になるにあたって、足りない部分があります。
赤門会日本語学校では、「グローバル人材」：多様な価値観を認めることができる(日本についても理解している)人材を育てるため、ビジネス就職コースを設けました。
企業には優秀な人材、留学生には自分の力を発揮できる場所を得られるよう、留学生教育に力を入れていきます。
